ThaiBev、東南アジア事業拡大視野に経営体制を刷新
2024年 1月22日
チャーンビール(Chang Beer)を擁しバンコクに本社を置くタイ王国最大のアルコール飲料メーカータイ・ビバレッジは、創業者チャロン・シリヴァダナバクディ氏の息子タパナ・シリヴァダナバクディ氏をグループCEO兼第一副会長に指名し、タイやベトナム、ミャンマー、マレーシア、シンガポールを含む東南アジアの主要市場で業務の相乗効果を高め、新市場での事業開発と投資を促進すると発表した。
タイ・ビバレッジの2023年9月期の売上高は、国内での消費と観光客の増加にともなうビールの販売量が急増したため、前年比2.5%増の2790億バーツ(約1160億円)となった。同社は昨年、フランスのラーセン・コニャックとニュージーランドのカードローナ蒸留所を買収し、酒類事業も拡大している。
Forbes, Jan.16, 2024