ノンアルコールビール醸造に投資増
2023年 7月18日
世界最大のビール・メーカー、アンハイザー・ブッシュ・インベヴ(ABインベヴ)社は、ベルギーに持つ醸造工場三工場を、ノン・アルコール・ビール醸造に対応させる。
これは主に、昨年、ベルギー、北欧諸国、英国を含めた欧州10ヵ国で発表された同社ブランド“コロナ(メキシカン・ラガー)”のノン・アルコール版 “コロナCero(スペイン語でゼロの意味)” 醸造に向けたものである。
ベルギーは、ABインベヴ社のアルコール含有量0.0%ビールを最も多く醸造する地の一つで、ベルギーだけで、コロナCeroに加えてその他6ブランドのノン・アルコール・ビールを醸造している。
ベルギーはまた、同社が誇る開発・技術センターが所在する地でもあり、ノン・アルコール・ビールに特化した醸造技術の多くがここで開発されている。
ノン・アルコール・ビールは、世界各地で需要が急増しているビール・カテゴリーの一つであり、ABインベヴ社は、42ヵ国において合わせて30ブランドを販売している。
Beverage Daily, July 11, 2023