粉末ビール、ドイツより

2023年 3月23日

ポーランド国境に近いドイツ東部を拠点とするNeuzeller Klosterブリューワリー( Klosterbrauerei Neuzelle)社は、瞬時にして水がラガー・ビールになる、世界初の粉末ビールを開発中である。今年末までには商品化される可能性もあると同社は伝えている。

この粉末ビールの商品化が実現すれば、ビール輸送で排出される二酸化炭素量を大幅に削減可能となる。

現時点で粉末化に成功したのは、アルコールを含まないビールであるが、今後、アルコールを含めた、ビールを構成する要素全ての粉末化を目指す。

コロナ禍がもたらした材料調達、輸出入、サプライ・チェーンなどの各方面への影響に続き、サステナビリティの課題が、ビール醸造工程においても変化を求められている。

the drinks business, Mar.22, 2023,

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