米国、アルコール飲料を最も消費する州は?
2023年 2月 2日
全米アルコール飲料中毒•依存症研究所(National Institute on Alcohol Abuse and Alcoholism)によれば、米国人のアルコール飲料消費量は、1995年より増加傾向をたどり、2020年には79億ガロンと前年より百万ガロン以上もの増加を記録した。これは主にコロナ禍によるものと見られている。
米国人が2020年に、最も消費したアルコール飲料はおよそ640 万ガロンのビールであることもこの統計で明らかになっている。それに続く蒸留酒とワインが近年増加傾向にあるのに対し、ビールの消費量にはほぼ増減がない状況が続いている。
以下は2020年1年間の一人当たりのアルコール飲料消費量が最も多い州トップ10である:
1位 ニュー•ハンプシャー州: 4.83ガロン(約18リットル)/人
同州はアルコール飲料消費税(sales tax)が課されないため、周辺の州外の人々が安いお酒を求め同州まで購入しに来る点に注意。 また、同州は、ビールと蒸留酒各々で、一人当たりの消費量が全米第1位。
2位 デラウェア州
3位 ワシントンD.C.
同州はワイン消費量では全米第1位
4位 ネバダ州
5位 モンタナ州
6位 ノース•ダコタ州
7位 バーモント州
8位 ウィスコンシン州
9位 メイン州
10位 コロラド州
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最下位 ユタ州: 1.36ガロン(約5リットル)/人
アルコール飲料摂取に関する規制の厳しさでは全米一
VinePair, Jan.30, 2023