冷えたRTDをまとめてお届け

2023年 1月24日

米国では、今、RTD(ready-to-drink)カクテルがアルコール飲料市場を賑わしている。

プレミアム・アルコール飲料のオンライン・デリバリー会社として地位を確立しているリザーブバー(ReserveBar)社(米国)は、米国の最大スポーツ・イベント、スーパーボウルの2月13日開催を前に、缶アルコ―ル飲料を新しいアイデアで消費者に届けている。

先週末に販売を開始したのは、好みの缶セルツァー、缶ワイン、缶カクテル、缶クラフトビールなど缶アルコール飲料を同社ウェブサイトから選び注文すると、2時間以内に全てが一つにまとめられて、冷えた状態で、消費者の手元に届けられるという“Get Stocked” と名付けられたサービス。

ウェブサイトの機能を最大限に利用して、今後、RTDカクテル好きな消費者をつなぐコミュニティを作ることも考えていると言う。

リザーブバー社は、出来る限り便利な方法で、商品が小売店から直接消費者に配送される技術を構築・展開することに注力しているという意味で、テクノロジー業者であると同社はコメントしている。

現在、リザーブバーのサイトでは、米国内の限定的な地域にではあるが、ノン・アルも含めて600種を超える缶アルコール飲料を提供している。

VinePair, Jan.20, 2023

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