米国のSAKE、缶に未来
2022年10月18日
日本酒/SAKEは、米国人にとり、神秘的な魅力がある。ワインと同様、こちらを怖気付かせるような雰囲気がある。異国からやってきた飲料で、美味しく味わうには多少の知識も必要と思わせる隔たりが漂っている。ラベルが日本語で記載されている酒瓶も度々あるせいかもしれない。
しかしSAKEを好む米国人は徐々にではあれ確実に増えている。ニューヨーク州、ノース・カロライナ州、サンディエゴでは、SAKEをテーマにしたフェスティバルが開催されている。SAKE醸造所は、ニューヨーク州、メイン州、ルイジアナ州、ミネソタ州、テネシー州、テキサス州、カルフォルニア州、そしてオレゴン州と、北米に20カ所以上存在する。
そんなSAKE醸造所の一部が、最近、米国のカクテル/ハードセルツァー/ワイン業界を賑わすRTD(ready-to-drink)トレンドにヒントを得て、SAKEを缶に詰めて販売を開始している。
ビンよりも缶の方が、消費者には精神的な隔たりを与えにくく、売り場で手に取りやすい。その上、ビンよりも缶の方が容量も価格も手頃。SAKEをよく知らない消費者でも試してみたい気分になる。
以下は、米国で販売されている缶SAKEの一部である:
WeSake (200ml缶)
Sake High ! (200ml缶)
Tozai Sake (180ml缶)
Bushido Way of the Warrior (180ml缶)
Vervet“Toyo”Sake&Tonic (純米吟醸 にトニックをブレンド)(12oz缶)
Ysidro Grapefruit and Sea Salt Sake Spritz (グレープフルツ・フレーバーがほのかな缶カクテル)(250ml)
InsideHook, Oct.13, 2022