クラフトビール、世界で成長期待高まる
2022年 9月 6日
4年前、クラフトビールは、世界全体で2031年までに1,079億ドルの市場価値にまで成長すると報告されていた。確かにコロナ禍で、2020年の世界売上は、2017年、及び、2019年の平均年間売上高を下回ったが、今年、その成長が世界各地域で再び期待されている。
アジアでのクラフトビール売上は、各国の中産階級/都市化の急成長を背景に、ユニークなフレーバーの需要増と比例して増加している。実際、アジア太平洋地域は、現在、クラフトビールの最大市場を形成している。
一方、欧州のクラフトビール市場の成長は、プレミア製品の需要増と合わせて、クラフトビールが生活に根差してきたことによる消費量増加に支えられている。
中東、並びに、アフリカからの需要が増えている事実も、今後のクラフトビールの売上増加を期待させる。
フレーバー豊かで、アルコール含有量が高いビールを多く取りそろえるその製品種類の豊富さが、今後、クラフトビールが人気を伸ばし続けるための鍵を握ると見られる。
消費者は、全く新しいフレーバーを持ち、これまで使用されることのなかった材料を配合したビールに強い関心を示すことを最新データは示している。
the drinks business, Aug.25, 2022