クラフトビールとハードセルツァーが売れている
2022年 8月23日
米国では、今夏、クラフトビール、及び、ハード・セルツァーの売上が伸びていると、コンビニエンス・ストアが報告している。
ハード・セルツァーの需要増は、二大ブランドのホワイト・クローとトゥルーリ―を中心として話題に挙げるソーシャル・メディアのインフルエンサーに依る処が大きいと言われている。
ビールについては、地元のマイクロブルワリー(microbreweries)醸造のビールが最も売れる傾向にある。世界規模の大手ビール・メーカーの供給網混乱がいまだに続いていることが、消費者に、残る選択肢をクラフトビールだけにしていることも一つの要因である。
しかしながら、新しい醸造所が次々と増え、また種類も増え続けるクラフトビールがそれでも供給過多にならずに、むしろまだなお売れるのは、多種多様なビール・スタイルが消費者を楽しませるからだと、あるコンビニのオーナーは言う。「各醸造所が豊かに創造力を広げ、醸造テクニックを磨けば磨くほど、全く新しいビールが生まれる可能性が高まる。それがクラフトビールの特質である。今後もクラフトビールの勢いは止まらないであろう」
the drinks business, Aug.16, 2022