アルミ缶シート国内生産で飲料缶供給安定

2022年 6月30日

投資会社のMannaキャピタル・パートナーズ社(以降、Manna)(米国ケンタッキー州)と世界最大のアルミ飲料缶製造会社ボール社が提携し、最新鋭のアルミ缶シート圧延工場、及び、リサイクル・センターを米国ニュー・メキシコ州に建設する。

北米のアルミ飲料缶需要は、2016年の1,070億缶から、2021年には24%増の1,330億缶に達しているが、北米では長きにわたり、アルミ缶シート・コイルを輸入に依存しているため、今回の両社提携を通じ、海外の状況に左右されずに、国内産アルミ缶シートを利用することが可能となる。

地球、そして人々に優しい企業に積極的に投資することをモットーとするManna社は、ボール社には、米国国内で生産されるサステナブルなアルミを大いに活用し、サプライ・チェーンの効率を上げることを期待しているとコメントしている。

圧延工場の建設工事は、2026年の本格的な生産開始に向け、来年より開始される。

 

 

PRNewswire, May 26, 2022

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