大麻成分入りの缶アイス・ティー
2022年 5月24日
サミュエル・アダムズ・ビール、Trulyハード・セルツァー等、高い人気を誇る飲料ブランドを生産する米国のボストン・ビール社は、昨日、大麻成分(cannabis)入りアイス・ティ― “ティーポット(TeaPot)” を発表した。同社にとり初となる大麻成分入り飲料は、7月初旬よりカナダで地域を限定し販売を開始する。
ティーポットは、茶葉と大麻成分THC(精神活性作用があり、医療大麻として認める国もある)とをブレンドした飲料である。355ml (12oz) 缶におよそ5mgのTHCを含有しているが、大麻の味や香りは最小限に抑えるよう作られている。
米国のおよそ倍はあると言われるカナダの大麻成分入り飲料市場は、2020年以来、850%近く増えたとの報告もある。
ボストン・ビール社は、クラフト・ビールで成功を収めたのち、ハード・ティ、ハード・シードル、ハード・セルツァー、缶カクテルで画期的な製品を発表し市場を開拓し続ける。同社は、米国の規制緩和を待つ一方で、大麻成分入り飲料の合法化では米国に先んじているカナダで製品開発を重ねる。
StupidDope, May 23, 2022