米国で最も人気のあるビール、バド・ライトとは

2022年 4月14日

バド・ライト(アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社)は、最もよく知られた米国産ビールの一つである。米国の大抵のイベントで、そのコバルトブルーのラベルが見つけられるはずである。

バドワイザーの低カロリー版としてデビューし、今や米国市場の13.24%を占めるバド・ライト。この記事では、バド・ライトの更なる特徴を紹介。このような特集が組まれることこそが人気の証であろう。

1, 2001年以来、米国で人気ナンバーワン・ビールの座を譲らず。しかし、世界を相手にした場合には、中国のビール(雪花とチンタオ)、バド・“ヘビー”(バドワイザーのこと)に続いて第4位である。

2, こんなバド・ライトを好まない人も多い。ビール・フォーラム・サイトBeer Advocateでの評価は現在47/100。

3, 1975年に発売され、当時のダイエット・ブームに乗り成功を収めていたミラー・ライト。これに対抗するため、1982年、バド・ライト(当初はバドワイザー・ライト)は発表された。

4, 材料は、ホップ、大麦、水、そして米だけ。

5, バド・ライトが販売されていないスポーツ・イベントは考えられないほど、バド・ライトとスポーツは切り離せない。  2010年、バド・ライトは、NFL(全米プロフットボール・リーグ)の公式ビール・スポンサーになるため10億ドルの契約を結んだことは有名である。

6, バド・ライトのハード・セルツァー版、バド・ライト・セルツァーの売れ行きが好調。ハード・セルツァー先駆者White ClawとTrulyブランドに続いて現在米国第3位の売上を誇る。

7, 次世代バド・ライトは、その名もバド・ライト・ネクスト。アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社としては初めて投入するゼロ・カーブ(carb/炭水化物)ビールである。大麦とホップを使用しないネクストは、ビールとハード・セルツァーの境界線にある、まさに次世代の飲料である。

VinePair, Apr.8, 2022

業界情報一覧