2022年 3月31日

米国飲料メーカーのキューリグDr.ペッパー社は、リサイクル可能で、また、廃棄後堆肥化可能な紙製ボトル開発に取り組んでいる。

キューリグDr.ペッパー社は、ドイツ・ケルンを拠点とする包装メーカーPAPACKS社と組み、現在、他社が進めている、植物由来のPETボトル、あるいは、ポリマー製ライニングを含む紙製ボトルに代わる、ファイバー及び有機材料のみを原料とするボトルを開発中である。

最終的に目指すのは、ボトルだけでなく、ラベル、キャップ、蓋全てを堆肥化可能なものにする、または、米国のどこの自治体でも他の紙製品とともにリサイクル可能にすることである。

キューリグDr.ペッパー社は、2025年までにバージン・プラスチック材の使用を20%削減することを約束している。

この新しいタイプのペーパー・ボトルの試作品は、今年後半に完成予定である。

Consumer Goods Technology, Mar.21, 2022

業界情報一覧