ワインのための750mlアルミ製ボトル

2022年 3月10日

米国ペンシルバニア州に拠点を置くエアゾール缶製造会社、CCL(CCL Conainer)社は、ワイン標準750mlサイズで、形状も伝統的ワイン瓶に近いアルミ製ボトルを発表した。

バージン材で作られるこの750mlアルミ製ボトルは、ねじ山付きキャップもプラスチックを含有しないため、100%リサイクル可能な、再封可能ボトルである。

CCL社による新しいアルミ容器形状技術 BodyShapes™ を使用し、ワイン瓶の持つ印象的な曲線をアルミに施すことが可能となる。

CCL社が製造したコントゥア(曲線)アルミ製ボトルとしては、他には、チンタオ・ビール330ml、同じくミラー・ライト330mlがあり、また、16.9oz (約480ml)では、キューリグDr.ペッパー社のエナジードリンク“Venom”に採用されている。

一方、ワイナリーがこれまでに使用しているアルミ製ボトルとしては、Pelee Island ワイナリー(カナダ)による一人分容量のボトル、Rivelshine社(米国カルフォルニア州)の500mlサイズなどがあるが、瓶と同じフルサイズ750mlのワイン瓶のアルミ・バージョンは、このCCL社の開発をきっかけに増える可能性を秘めている。

The Canmaker, Mar.7, 2022

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