アルミ製ボトル利用でリフィル奨励

2022年 2月22日

何度も再使用可能なアルミ製ボトルは、飲料だけでなく、パーソナルケア・ブランドでも使い捨てプラスチック製容器の軽減に寄与している。

一般消費財メーカー、ユニリーバ社(英国)のパーソナルケア・ブランドDoveは、そのボディ・ウオッシュに、繰り返し再使用可能なアルミ製ボトルの採用を開始した。“リフィル、リユース、リピート”の文字を側面に印刷したアルミ製ボトルで、消費者に “ボトル購入は一度だけ、リフィルは何度でも” を謳い文句に、アルミ製ボトル~リフィルによるプラスチックごみ削減を目指す。

消費者は、半永久的にリサイクル可能なアルミ製ボトル(または、100%リサイクル可能プラスチック製容器のいずれか)のDoveボディ・ウォッシュを購入、使い切ったあとには、原料が100%リサイクル材プラスチックの容器に詰められた濃縮液リフィルを移し入れることで、従来のプラスチック製容器の使い捨てを抑制する。

ユニリーバ社は、2020年後半には、欧州最大規模のリフィル/リユース・トライアルの一環として、同ブランドのシャワージェル、液体ハンドソープ、シャンプー&コンディショナー、及び、液体洗剤のリフィルで、スペインの製缶会社Envases社による衝撃押出加工技術によるスクリューネック・タイプのアルミ製ボトル(500mlサイズ)を英国北部にて試験的に使用している

The Canmaker, Feb.21, 2022 / The Canmaker, Oct.26, 2020

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