ボール社、欧州にも製缶工場建設

2021年 7月20日

米国の飲料缶製造会社ボール社は、コロナ禍で不足するアルミ飲料缶需要増に対応し米国で製造能力を増強中であるが(弊社業界情報2021年5月11日付に関連記事)、英国及びロシアにおいても、アルミ飲料缶製造工場を建設することが今回明らかになった。いずれも2023年に操業開始を予定する。

今年着工を予定する英国の工場は、英国中部に位置し、ボール社にとり英国で3工場目となるアルミ飲料缶製造工場であり、国内におけるハード・セルツァー、ワイン、RTD(ready-to-drink)カクテル、ウォーターの缶需要に応える。

一方、ロシアにおける製缶工場は、同社としてはロシアで四工場目となる。モスクワより西方に位置する地域にて、最近ロシアで急成長しているビール、及び、エナジードリンクの缶を中心に供給する予定である。

Just Drinks, July 15, 2021 / Beverage daily.com, July 15, 2021

業界情報一覧