メタル製ボトルでリフィル促進

2021年 6月24日

一般消費財メーカーのユニリーバ社は、昨年、アルミ製ボトルを使用した、同社にとり欧州最大規模となるリフィル/リユース・トライアルを英国内一都市にあるスーパーに限定し試験的に開始した。この試みが、当初の予想以上に消費者から反応があったため、今回、サステナビリティの可能性をさらに追求するために、内容も新たに、全英に拡張して実施する。

昨年、ユニリーバ社は、同社が提供するシャワージェル、液体ハンドソープ、シャンプー&コンディショナー、及び、液体洗剤のリフィル用容器として、スペインの製缶会社Envases社が供給する500mlサイズの衝撃押出加工技術によるアルミ製スクリューネック・ボトルを使用し、英国北部のリーズにあるスーパーマーケットにリフィル・マシン三台を設置し、アルミ製ボトルによるリフィルを試験的に開始していた。

今回新たに加えたのは、同社製品を事前にステンレススチール製ボトルに充填して販売、消費者は、消費後、ボトルを店に返却することで、ボトルのリユースに積極的に参加する。

他方、消費者自らがボトルにリフィルすることができるリフィル・ステーションも店内に設置されている

The Canmaker, Jun.18, 2021

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