アルミ製ボトルで飲料水提供、G7サミット
2021年 6月15日
6月11日から13日に英国コーンウォールで開催されたG7首脳会議(サミット)出席者に提供された飲料水は、従来の使い捨てPETボトルではなく、100%再生材から作られたアルミ製ボトルを容器とするものであった。
飲料水は、英国の湧き水を原料とするウォーター、Re:Water(英国)で、容器として使用されているアルミ製ボトルは、繰り返し充填・再使用したり、リサイクルすることが可能な容器である。今回のG7サミットでは、深刻さを増すプラスチックごみ問題を含む環境問題への取り組みにも焦点が当てられた。
Re:Waterのアルミ製ボトル1本を製造するたびに排出される二酸化炭素量は432g、それに対し、プラスチック製ボトルでは70~200gと言われている。Re:Waterボトルを2.5回以上再使用すれば、二酸化炭素排出量の削減が実現可能となる。
3日間のサミット開催中、5,000本以上のアルミ製ボトルが供給されたと伝えられている。
CanTech, Jun.14, 2021 / Beverage daily.com, Jun.11, 2021