アルミ製ワインボトル、缶オブ・ザ・イヤー賞受賞

2024年11月12日

スペインのシッチェスで開催されたThe Canmaker Summitの期間中に行われたThe Canmaker 2024 Can of the Year Awardsにおいて、本ウェブサイトの2月の記事で取り上げた、CCL Container USAの750mlインパクト押出しアルミ製ワインボトルが最優秀賞を受賞した。

高品質な装飾が施されたこのボトルは、標準的なガラスボトルよりも80%軽く、ボーグル・ファミリー・ヴィンヤーズのエレメンタル・ワイン用に製造された。

 

ペンシルベニア州エルミタージュを拠点とするCCLコンテナーは、インパクト押出成形によるさまざまなアルミ製エアゾール缶やボトルを製造しており、2023年には狭いネックを形成するのに必要な技術を導入し、ワイン市場向けのアルミボトルの製造を開始した。

キャップのネジ部分にはプラスチックが使用されていないため、バージン・アルミニウム製の容器全体が100%リサイクル可能である。 また、胴体の直径が広いにもかかわらず、アルミボトルはガラスボトルよりも重量が軽いため、輸送コストが低い。

 

トロフィーを受け取ったCCLコンテナーのテクニカル・ディレクター、ジョン・ビショフ氏は、「この賞を受賞できたことは、私たちにとって大変光栄なことです。 長年このコンテストに参加し、かなりの成功を収めてきましたが、キャン・オブ・ザ・イヤーを受賞したことはありませんでした。 このボトルはグループの努力の賜物です。ワインボトルを作りたかった我々にボーゲル・ワイナリーが声をかけてくれ、巨大な開発プロジェクトとなり、ボトルのデザイン、実装など、全てはチームワークでした。」と喜びを語った。

The Canmaker, November 7, 2024

業界情報一覧