世界のビール生産国トップ20(2023年)
2024年 8月21日
市場シェアの30%を占めるドイツのホップ・トレーダー、バルトハースによると、2023年の世界のビール生産量トップ20か国は以下の通りである。
※()内は生産量(hL)
1 中国 (359,080,000)
2 アメリカ (193,033,000)
3 ブラジル (148,907,000)
4 メキシコ (142,410,000)
5 ドイツ (84,885,000)
6 ロシア (83,400,000)
7 日本 (45,317,000)
8 スペイン (41,300,000)
9 ポーランド (35,800,000)
10 南アフリカ (35,100,000)
11 イギリス (34,196,000)
12 ベトナム (31,000,000)
13 インド (29,335,000)
14 コロンビア (27,948,000)
15 ベルギー (23,000,000)
16 オランダ (22,358,000)
17 フランス (21,600,000)
18 タイ (21,050,000)
19 カナダ (20,819,000)
20 アルゼンチン (20,639,000)
中国:
年間生産量がおよそ3~5%ずつ増加しており、現在市場は7つの大手ビール会社グループによって支配されている。
そのほとんどは、新しい技術と新しい市場へのアクセスを向上させるために、外国の大手ビール会社と提携している。
米国:
ABインベブとモルソン・クアーズがビール製造を独占しているが、クラフトビールも非常に人気があり、クラフトビールの醸造所の数は過去10年間で飛躍的に増加した。しかし、米国のビール生産量はヘクトリットル換算で、2022年の2億450万ヘクトリットルから2023年には1億9303万ヘクトリットルに減少している。
ブラジル:
ブラジル経済におけるビール部門の重要性は急速に高まっており、2019年にはブラジル畜産供給省によってビール部門会議所が設立され、業界を支援している。1999年にはわずか33しかなかった地ビールメーカーが、2019年には1,209に増加した。
メキシコ:
初のビール工場が1544年に開設されたと言われるメキシコは、世界最大のビール輸出国で、国内で製造されるビールのほぼ半分が海外に輸出されている。同国の生産量は拡大を続けており、メキシコのビールブランドModeloが、2022年にアメリカの小売売上高でBud Lightを上回った。
ドイツ
現在ドイツはEUの全ビールの約20%を生産しており、ヨーロッパでトップの座は維持しているものの、生産量は2022年の87,811,000ヘクトリットルから84,885,000ヘクトリットルに減少している。
VINEPAIR, July 22 , 2024