最もビールを飲む国(エタノール摂取量換算)
2024年 6月27日
ビールは、世界で最も人気のあるアルコール飲料として長い間親しまれており、アメリカでは、毎年なんと65億ガロンものビールが飲まれている。しかし、15歳以上の一人当たりの年間エタノール摂取量(リットル)を記録している世界保健機関(WHO)のグローバル・ヘルス・オブザーバトリー(GHO)支部が最近発表したデータによると、国民一人当たりのビールからのエタノール消費量となると、米国は世界のトップ15にすら入っていない。
そのトップの座を射止めたのはガボンである。中央アフリカのこの国では、国民1人当たり平均6.37リットルのエタノールをビールから摂取している。2位はチェコ共和国で、毎年6.3リットルのエタノールをビールから消費している。3位はオーストリアで5.88リットル。
消費量をまったく報告していないアフガニスタンやパキスタン等いくつかの国を除くと、国民一人当たりのビール由来エタノールの消費量が最も少ない同率1位は、ツバル、トンガ、バングラデシュ、シリアで、いずれも年間消費量はわずか0.01リットルと報告されている。
国民一人当たりで最もビールを飲んでいる(飲んでいない)国トップ10は以下の通り。
国民一人当たりのビールからのエタノール摂取量が最も多い国(リットル):
- ガボン:6.37
- チェコ共和国6.30
- オーストリア:5.88
- ポーランド:5.52
- ドイツ:5.28
- ルーマニア:5.11
- セーシェル:4.90
- リトアニア:4.83
- コンゴ:4.65
- ラトビア:4.57
国民一人当たりのビールからのエタノール摂取量が最も少ない国(リットル):
- ツバル0.01
- トンガ0.01
- バングラデシュ: 0.01
- シリア: 0.01
- ブータン:0.02
- イエメン0.03
- ニジェール:0.03
- インドネシア:0.04
- コモロ0.04
- ヨルダン0.05
Vinepair, June 24, 2024