ブラジルの缶入り飲料水市場、毎年倍増
2024年 5月10日
アルゼンチン、チリ、パラグアイにも工場を持ち、ブラジルで飲料缶とエアゾール缶の工場を9つ運営しているボールは、ブラジルの缶入り飲料水市場が2020年に登場して以来、毎年倍増していると報告した。
消費者が健康的な水分補給に関心を高めていることと、リサイクルが容易なアルミ飲料缶を好むことが人気の理由であるとしている。
ブラジルの消費者にとって、サステナビリティは重要課題である。
ブラジルの全国産業連盟のデータによると、持続可能な習慣を常に、または多くの場合気にかける人口の割合は、前年の74%から2023年には81%に増加している。
また、ブラジルのアルミ缶メーカー協会であるAbralatasによると、ブラジルは飲料用アルミ缶のリサイクルで世界をリードしており、2022年にはリサイクル率100%を達成した。
メタルパッケージは、ブラジルの水ブランドで人気の選択肢となっており、新興企業のスパ・アグア・ミネラルは今年、500mlのアルミボトル入りのミネラル・スティルウォーターとスパークリングウォーターを発売、Ball社は昨年清涼飲料メーカーGrupo Edson Queiroz社と協力し、南米で初提供となる目の不自由な消費者が飲料水をより簡単に識別できるように点字触覚システムをエンボス加工した缶を発表した。
The Canmaker, April 26, 2024