低/ノン・アルコール飲料、世界でシェア伸ばす

2021年 3月11日

低/ノン・アルコール飲料の売上が世界各地で増加を見せていると、今回アルコール飲料トレンドを追った英国の市場調査会社IWSR社は伝えている。

同社の報告によれば、ビール、ワイン、蒸留酒、及びその他のRTD飲料の低/ノン・アルコール飲料について、特に次の市場で、その消費量が2024年までに31%増える見込みであると伝えている:オーストラリア、ブラジル、カナダ、フランス、ドイツ、日本、南アフリカ、スペイン、英国、及び米国。

ビールについては、現在、この中でドイツが最大の低/ノン・アルコール・ビール市場であり、ビール全体の11.8%を既に占めている。スペインがこれに続く。

これらの国々を追いかける米国では、特にノン・アルコール飲料の売上が、昨年、34.8%増加した。この成長を促すのがミレニアム世代で、米国の低/ノン・アルコール飲料カテゴリー消費者の42%を占める。

アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社、ディアジオ社、ハイネケン社の大手ビール・メーカーは、既に米国のこの市場に大きな投資を始めている。

 

Forbes, Feb.9, 2021

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