大麻成分含有飲料、コロラド州でデビュー
2021年 1月19日
大麻成分の一つ、CBD(精神活性作用がないため、産業用や医療用として幅広く使用される)を含有するノン・アルコール炭酸飲料“Veryvell”が、米国コロラド州にて、12oz缶で発売された。米国で初めて飲料発売を果たしたTruss CBD USA社は、米国飲料メーカーのモルソン・クァーズ・ベヴァレジ社、及び、カナダ・ケベック州を拠点とする大麻生産会社Hexo社により2018年に創立したジョイント・ベンチャーである。
Veryvellは、3種類のフレーバ―をそろえている;Focus、Mind&Body、Unwindで、様々な果実・植物をブレンドした飲料となっている。
この新しい缶飲料は、オンラインで、また、コロラド州デンバー市内の小売店で入手可能である。
大麻成分含有飲料は、米国全州での販売がいまだ認可されていないため、各州の法規制環境を常にチェックしながら、製品販売拡張にいつでも対応可能な態勢でいるとTruss CBD USA社はコメントしている。
昨年10月には、その長い歴史を誇るビール醸造会社Pabstブリューイング社が、“Blue Ribbon”ブランドの名の下、もう一つの大麻草成分THC(多幸感を覚えるなどの向精神薬として知られる)を含有するノン・アルコール・セルツァーを、カルフォルニア州にて限定的に発売開始した。
The Canmaker, Jan.13, 2021