売上伸ばすハード・セルツァーとハード・ティー
2020年12月22日
投資銀行/金融サービスのCowen社による、米国のコンビニを含めた全ての販売店を対象に行われた調査結果は、ハード(アルコール含有)・ティー、及び、ハード・セルツァーが、11月28日までの4週間で、最も売上を伸ばした飲料であったことを明らかにしている。
ハード・セルツァーの売上は、前年同期比96%増加し、ビール・カテゴリーで7.7%を占める飲料に成長している。一方、最近の米国で人気が上昇中のハード・ティーは、前年同期比38.7%増を記録した。
アルコール飲料として米国で好調が続くハード・セルツァーでは、どのメーカーが上位なのか? Cowen社及びニールセン社は、直近1年間の売上に占める各社の割合を以下のようにまとめている(()内はブランド名):
マーク・アンソニー・ブランズ社(ホワイト・クロー):39.6%
ボストン・ビール社(トルゥーリー): 20.2%
アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社(バド・ライト・セルツァー):10.1%
モルソン・クァーズ・ベヴァレジ社(ヴィジー):6.6%
コンスタレーション・ブランズ社(コロナ・ハード・セルツァー):3.1%
上記以外のハード・セルツァー:20.5%
CSP, Dec.10, 2020