他の容器に勝るアルミ飲料缶、サステナビリティで

2020年12月10日

米国では、アルミ飲料缶は、他の容器に比べ、最も広範にリサイクルされ、最も多くの割合でリサイクル材を含有し、そのスクラップの価値もまた最も高いことが、米国のアルミ缶製造者協会(CMI)及びアルミナム協会による最新レポートで報告されている。

最も特徴的なのは、使用済みアルミ飲料缶が、リサイクルを通じ、そのまま新しい缶に生まれ変わる点であり、その工程を何度でも繰り返すことが可能である点である。

リサイクルのために回収される缶の割合は46%で、ビン37%、PETボトルの21%と比較し高い。アルミ缶でのリサイクル材使用率は73%で、ビンでは23%、PETではわずか6%との結果が出ている。

一方で、米国ではリサイクル率が90年代前半の60%をピークに下がっていることも指摘されている。

米国では毎年およそ450億缶のアルミ飲料缶がリサイクルされており、リサイクルされる缶の90%が、リサイクル後、新しい飲料缶製造のために使用されるアルミシートとなる。

 

The Canmaker, Dec.4, 2020

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