コカ・コーラ、セルフ・ディスペンサー技術に投資
2020年10月 8日
主に西欧におけるコカ・コーラ製品のマーケティング、生産、流通に取り組むコカ・コーラ・ヨーロピアン・パートナーズ(CCEP)社は、イノベイティブ・タップ・ソリューションズ(ITS)社の株25%を取得し、ITS社による飲料自動販売/ディスペンサー技術に投資する。
この技術を利用すれば、飲料注文が、消費者自身による支払い・飲料注入で完結するため、接触を最小限にし、順番待ちによる人込みを緩和し、さらに、店舗での労力有効活用が可能となる。
既に7,000台以上が、世界各地のレストラン、カフェ、オフィス、スタジアムなど270か所で稼働している。
CCEP社にとりこの投資は、同社が2017年に発表した目標“Action on Packaging”達成へ一歩近づくことを意味する。飲料のリフィル及びディスペンサー技術開発を進めることにより、容器のごみを減らし二酸化炭素排出量削減を目指す。
CCEP社は、西欧での取引先を通じ、まずはスペインより試験的導入を開始する。
FOODBEV MEDIA, Sept.9, 2020