2019年米国コンビニで売れた飲料ブランド
2020年 6月25日
IRI社(米国シカゴ)は、過去25年にわたり、日用消費財(CPG)業界における最強のブランドに深く焦点を当て調査し、売上を伸ばすその画期的な開発から学ぶべきことを分析している。そのIRI社が毎年発表する New Product Pacesetters リストは、米国で毎年数多く発表されるCPGブランドの中から、新たなトレンドを作り、記録的な売上を上げることに成功しているブランドを取り上げ、売上高順にリストアップしたものである。
今回発表された2019年 New Product Pacesetters に選出された新ブランドを見ると、消費者がいかに従来の製品タイプの枠を超えた製品についても積極的に受け入れる意思があるか、いかにニッチな開発をブランドが試みたか、そして、コンビニエンス・ストアがこれらの新ブランド売上においていかに大きな役割を果たしたかがわかるとIRI社は述べている。
以下は、2019年 New Product Pacesettersリストで、米国コンビニエンス・ストア・カテゴリーにおけるトップ10リストに選出された新ブランドの中から飲料製品のみを取り上げたものである。
2位:Bang エナジー (2020年4月ペプシコ社が製造元と米国総販売代理店契約を締結)
ヘルシーなエナジー・ドリンクの位置づけ。16oz(約473ml)缶使用。
3位:ホワイト・クロー (マーク・アンソニー・ブランズ社)
フルーツ・フレーバー香るアルコール含有セルツァー・ウォーター
6位:レッド・ブル・ココナッツ (レッド・ブル社)
ココナッツとブルーベリーのフレーバーを融合したエナジー・ドリンク。8.4oz(約248ml)缶使用
8位:G Zero (ペプシコ社)
ゲータレードのゼロ・シュガー版スポーツ飲料
10位:マウンテンデューAmp Game Fuel (ペプシコ社)
ゲーマーのための飲料として発売。再封可能な蓋を備えた16oz缶使用
CSP、Jun. 1, 2020