CBDドリンク、この時期に成長の兆し

2020年 6月16日

英国の経営コンサルティング会社のプロヒビション・パートナーズ社(Prohibition Partners)は、飲料業界全体が、今、大麻(cannabis)含有の飲料が持つ潜在能力に注目していると報告している。まだ一度もCBD含有の飲料を飲んだことのない消費者に向けて最近同社が実施したアンケート結果によると、そのうちの16%の消費者が、1年以内にはおそらく飲むであろうと答えているからである。

大麻の成分の中でも睡眠障害改善や慢性的痛みの緩和を促すと言われるCBDを含有する飲料は、多くの人々が隔離や外出自粛を強いられている今、そして近い将来にかけて、売上を伸ばすものと予想されている。

今後3ヵ月の間にCBDドリンクを購入するつもりだと答えた人々のおよそ70%は、18歳以下の子供を育てる親であり、ストレス解消をCBDドリンクに期待していることがわかる。

また一方で、経済危機に直面している消費者は、お金をそれほどかけることなく、小さな“贅沢”品を求める傾向があると言う。娯楽目的の大麻利用が合法である地域では、今の時期、ホーム・エンターテイメントの一環として、少しだけ余分にお金をかけて家でリラックスするというトレンドに、CBDドリンクは理想的であると同社は見ている。

Green Market Report, Jun. 12, 2020

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