世界のビール醸造会社・蒸留酒製造会社が、アルコール消毒液生産を開始

2020年 3月26日

世界で新型コロナウイルスの感染者数50万人近くを数える現在、各国の保健・衛生に関わる機関は、感染防止のために、手洗い後、アルコール消毒液を手指に塗布することを奨励している。その結果、世界中のスーパーでアルコール消毒液が品薄となっている。
WHO(世界保健機関)が奨励するアルコール消毒液では、アルコール含有量60%以上を含むことが望ましいとされているが、英国や欧州大陸で販売されている蒸留酒のほとんどがアルコール含有量40%であるため、代用品がなかなか見つけにくい。その結果、10社を超える蒸留酒製造会社 (Brewdog Distilling、ペルノー・リカール、Absolute Vodka、ラビット・ホール、New York Distilling、LVHM など) が、自ら、手指のためのアルコール消毒液 (hand sanitizer)の製造に乗り出している。

the drink business, Mar.19, 2020

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