注目集まるカフェイン入りウォーター
2020年 2月27日
飲料メーカーのペプシコ社は、現在販売中のスパークリング・ウォーター・ブランド“bubly”で、カフェイン入りウォーターを発売する計画があると見られている。現時点では、ペプシコ社は、Lifewtr やアクアフィーナといたウォーター・ブランドを持つものの、カフェイン入りのウォーター製品はない。
ペプシコ社のスパークリング・ウォーター・ブランドbublyは、2018年2月の発売以来、今では米国で15種類のフレーバーを持ち、人工フレーバー、人工甘味料、及びカフェインを含有しないカロリー・ゼロの飲料として好調な売れ行きを見せている。
一方のコカ・コーラ社は、3月2日に、スパークリング・ウォーター・ブランドAHAの発売を既に発表しており、そのうち2つのフレーバーは、1缶あたり30mgのカフェイン (コーヒー1杯のカフェイン量はおよそ70~140mg) を含有することが明らかになっている。さらには、ネスレー社やキューリグDr.ペッパー社もこのカテゴリーに参入すると見られており、2020年は、健康に良いエナジー飲料を求める消費者に応えて、ハード・セルツァーとともにカフェイン入りウォーターが米国で大きなトレンドとなりそうである。
ペプシコ社とコカ・コーラ社両社ともに、ウォーター、及び、スパークリング・ウォーターのカテゴリーでますますその存在感を強めつつある。
(Beverage daily.com, Feb.25, 2020)