Dry January、ビールメーカーには好機会
2020年 1月 7日
毎年1月は、欧米ではDry Januaryとして知られ、食べて飲む機会が断然増える11月末の感謝祭から12月末のクリスマスにかけてのホリデーシーズン直後の1月には、1か月間、飲酒を控えようとする動きである。2013年に英国で始まったこのトレンドは、それ以来、米国を含む世界各地に広まりつつある。
この動きの影響もあり、米国では、アルコール飲料全体の消費量の減少が止まらない。2019年には、米国人の5分の1がDry Januaryを試みたと、市場調査会社ニールセン社は報告している。
そして、ノン・アルコール/低アルコール・ビールは、今や、米国では急成長するビール・タイプの一つとなっている。世界で知られるビールメーカー、モルソン・クァーズ社、ハイネケン社、及びアンハイザー・ブッシュ・インベヴ社は、この時期であるからこそ、そのタイプのビール販促活動を強化している。
(CNBC, Jan.2, 2020)