コーヒー入りコーラを発売、ペプシコ社も
2019年12月17日
コカ・コーラ社に続き (弊社業界情報2019年6月20日付に関連記事)、ペプシコ社もまた、コーヒーをブレンドしたコーラを発売する。
米国にて、12ozスリム缶を容器として、来年4月の発売を予定する。
新製品 “ペプシ・カフェ (Pepsi Cafe) ” は、レギュラー・コーラの約2倍のカフェインを含有する。米国消費者の嗜好の変化に伴い、ペプシもまた変化する必要があると、ペプシコ社はコメントする。
ペプシコ社にとっては、コーヒー + コーラは初の試みではない。同社は、24年前に、コーヒー・フレーバーのコーラとしてPepsi Konaを発表している。また、2005年にもコーヒー入りコーラのPepsi Max Cinoを発表した。いずれも、発売から1年後には販売中止となった。しかし、ペプシコ社は、今こそコーヒー・コーラ発売にふさわしい時であると見る。
米国の消費者の中では、栄養成分を含有する点で、また、素早く元気を取り戻したり持続させるという効果への期待という点で、機能性飲料への関心が非常に高い。また、近頃では、RTDアイスコーヒーへの人気も高まりを見せている。
(CNBC / CNN / Chicago Business Journal, Dec.12, 2019)