アルミ飲料カップの大量生産を開始、ボール社
2019年10月17日
アルミ製飲料カップの需要増加に応え、大量生産を目的とするアルミ飲料カップ製造工場が建設される。
家庭や、屋内/屋外問わず、米国で普及し、使用されているプラスチック製カップに代わる、環境に優しいアルミ製飲料カップを米国消費者向けに開発した製缶会社のボール社 (米国コロラド州) は、米国ジョージア州ロームにある同社の既存飲料缶製造工場の隣に、アルミ製飲料カップ製造工場を建設する。2億ドルを投じる計画である。2020年第4四半期に操業開始を予定する。
アルミ製飲料カップは、現在、コロラド州ウエストミンスターにあるボール社開発施設にて製造されている20ozサイズに限られ、米国内の催し物会場や屋内外での飲料/食品売り場を含む場所にて、限定的に試験販売されている。ローム新工場が完全に軌道に乗れば、カップ・サイズの種類を増やし、また、公園、大学、レストラン、オフィス等利用可能な場所の拡張も可能となる。
(The Canmaker, Oct.16, 2019)