ペプシコ社、アクアフィナ・ブランドを全て缶に
2019年 7月 9日
ペプシコ社は、バージン・プラスチックの使用量を削減するために、同社のウォーター・ブランド “アクアフィナ”について、米国市場で、従来のプラスチック製容器を見直し、アルミ缶への移行を推進する予定である。
ペプシコ社は、同社が使用するプラスチック製容器全てを、リサイクル可能な、あるいは生物分解可能な材料で製造することを、そして、プラスチック製容器については、リサイクル材を最低25%使用することを、それぞれ2025年までに達成する目標としており、今回のアクアフィナの試みは、その目標達成に向かう大きな一歩となる。
一方、ペプシコ社の他のウォーター・ブランドについては、プレミアム・ボトルドウォーターの“LIFEWTR”ブランドでは、PETボトル容器を rPET材使用に切り替えており、また、“Bubly”スパークリングウォーターでは、プラスチックボトルを今後使用せず缶に移行する。
これらの変更は全て、来年に実施される。これにより、8,000メトリック・トン以上のバージン・プラスチックの使用量、及び、約11,000メトリック・トンの温暖化ガス排出量を削減できると同社は想定している。
(CanTech, July 3, 2019)