アルミ製飲料カップを開発中、ボール社

2019年 5月16日

製缶会社のボール社 (米国コロラド州) は、スタジアム、会場、大学など、現在プラスチック製カップが使用されている場所で使用するための、環境への負荷が少ないカップのオプションとして、アルミ製カップを開発していることを明らかにした。
アルミ製カップが現在開発されているのは、プラスチック製カップに代わる容器の需要に対応するためである。
このアルミ製カップ製造のための試験ラインは、飲料缶製造で使用されるものと似た技術を使用しており、既に稼働できる状態にあると、ボール社はコメントしている。
ボール社によるアルミ製カップは、今秋には、大学キャンパスや娯楽施設等で使用される容器として、商品化される予定である。
米国の大学キャンパス、スポーツ・スタジアム、美術館などの多くの施設では、プラスチック製品を全て排除しようとする動きがあり、実際にこれが実行されれば、カップを始めとする飲料容器の多くがその対象となるため、関連業界に与える影響が大きくなることは必至である。

(The Canmaker, May 4, 2019)

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