コカ・コーラ・コーヒー

2019年 4月25日

コカ・コーラ社は、日本では既に缶コーヒーで長年成功しているコーヒー事業を、コカ・コーラ・ブランドの名で、世界へ向けて本格的に拡張する。
コカ・コーラ社は、今年末までに、25ヵ国以上にて、 “コカ・コーラ・コーヒー” を発売する計画を明らかにした。また、急成長を遂げる英国最大の人気コーヒー・チェーン、コスタ社を今年1月に約51億ドルで買収したのに伴い、今年第2四半期に、欧州市場向けにRTDコスタ・コーヒーを販売開始する予定である。
コカ・コーラ・コーヒーは、コークをコーヒーでブレンドした飲料で、カフェイン量は通常のコーヒー一杯よりも少ないものの、コーク一缶よりも多い飲料、と描写されている。
コカ・コーラ社は、2006年に初めてコカ・コーラ・ブランドの名の下、コーヒーを発表した。Coca-Cola Blakとして発売されたこのコーヒー飲料は、しかしながら、2年後に販売中止となった。その後、2017年に、オーストラリアにて、Coca-Cola Plus Coffeeを発表し、翌年には、コーヒーの香りを強めるなどの調整を加えて、アジア地域にて試験販売を実施している。

(CBS News, Apr.23, 2019 / CNBC News, Apr.23, 2019 / The Canmaker, Apr.24, 2019)

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