ペプシコ社、ボトル再使用を促すウォーター・ディスペンサーを発表
2019年 4月23日
昨日22日のアース・ディに、ペプシコ社がウォーター・ディスペンサー・システムを発表した目的は、昨今、消費者が懸念するプラスチック使用量の削減にある。
これまでのペプシコ社にあって、このディスペンサーにないもの、それは砂糖入り炭酸飲料である。ウォーター・ディスペンサーは、砂糖不使用の炭酸ウォーターを、6種類の天然フレーバーで提供する。
商品名はまだ発表されていないこのウォーター・ディスペンサーは、消費者が、炭酸の度合い、温度、フレーバー(ストロベリー、レモンミント、ライムなど)の濃度を選べる上に、アプリを利用して、水摂取量、及び、自身のボトルを繰り返しリフィルしたことで節減したプラスチックボトル数を記録することも可能である。
ペプシコ社は、昨年、家庭で炭酸水が作れる卓上マシンを供給するソーダストリーム社を32億ドルで買収したが、買収以前に進められていたと言われるこのウォーター・ディスペンサーは、オフィスをまずはターゲットにしている。
(Fortune, Apr.22, 2019 / engadget, Apr.22, 2019)