ビールはプレミアム、クラフト、そしてスペシャルティ

2019年 3月 7日

世界最大のビールメーカー、アンハイザー・ブッシュ・インベヴ(以降、ABインベヴ)社のプレミアム・ビールと定義されているクラフト及びスペシャルティ・ブランドに注力するハイ・エンド(High End)事業部門が、2018年の収益が、前年比18.3%増であったことを報告した。クラフト及びスペシャルティのビールブランドは、同社の成長戦略の要となりつつあり、先進国を中心に認められる昨今のプレミアム傾向に乗じるのに、同社ハイ・エンド部門は最適な位置付けにあると、ABインベヴ社は伝えている。
ABインベヴ社は、現在、世界に知られるメジャー・ブランドを持つ一方で、30ヵ国にわたり35のクラフトビール・ブランドも抱える。各ブランドならではの品質・伝統・個性を守ることを重視する。
同社ハイ・エンド部門は、米国を含む22ヵ国をカバーするスペシャルティ及びクラフト・ブランドの事業部門であり、ABインベヴ社の世界全体の収益の10%を、また、世界全体の収益増加分のうち30%を担い、今現在、ABインベヴ社の中で最大の成長エンジンであると描写されている。

(Beverage daily.com, Mar.5, 2019)

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