コカ・コーラ社、ラベルに有機LED利用
2019年 2月26日
コカ・コーラ社は、身体や環境に優しい次世代の明かりと言われる有機発光ダイオード(OLED)の開発・利用に関心を寄せている。
印刷方式による有機発光ダイオード(OLED)の製造を専門とするイヌル社(ドイツ・ベルリン)と提携したコカ・コーラ社は、昨年クリスマスには、欧州にて、700mlと330mlのビンを使用したキャンペーン#BeSantaを展開した。ビンに触れると、OLEDを埋め込んだ薄い感圧紙ラベル上のコカ・コーラ・ロゴが光るという、イヌル社の特許技術を利用したこのキャンペーンを通じ、コカ・コーラ社は、将来、OLED使用のコストダウンを目指して開発を続け、少なくとも季節限定版やキャンペーンでのOLED利用の可能性を探る。
OLED製品が、コカ・コーラ社のような世界中で知られるメジャー・ブランドにより、多くの消費者を伴い、容器において実際に使用されたのは、今回が初めてである。
(Beverage daily.com, Feb.25, 2019)