キューリグ社/アンハイザーブッシュ社、家庭用カクテル・マシーン発表

2018年11月15日

ポッドを利用するシングルカップ・コーヒーメーカー供給で著名なキューリグ・グリーン・マウンテン社と、そのパートナーであるビールメーカー、アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社両社によるジョイントベンチャー、ドリンクワークス社が、今週、カクテルやビールを家庭で手軽に作れるマシーン “ホーム・バー” を発表した (弊社業界情報2017年1月10日付に関連記事)。
炭酸ガスボンベを別途購入する必要があるものの、作り方は、これまでのコーヒー・マシーンの場合とほぼ同じで、ポッドを入れるだけでアルコール飲料が出来上がる。
モスコミュール、マルガリータ、モヒート、ロングアイランド・アイスティーを含む15種類のカクテルと、ビール、シードルのポッドをそろえ、カクテル/飲料各々に適切な温度と炭酸度を決定する、ポッド上に記されたバーコードを読み取り、例えば、モスコミュールであれば50秒、マルガリータの場合には25秒をかけて作る。3.9oz、6.5oz、8.1ozの3種類のサイズを用意する。
ドリンクワークス社によるこのマシーンの最大の特徴は、カクテルの美味しさを最大限に引き出すために、氷を必要としないと思えるほど十分に飲料そのものを冷やす技術にある。
家に多くの人を招きたい人達が購入したいと思える装置を目指したと、同社はコメントしている。
今回、米国ミズーリ州セントルイスに限られて販売開始され、2019年より、より広範な地域にて展開される予定である。

(The Verge, Nov.13, 2018 / USA Today, Nov.14, 2018)

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