ボトルドウォーター、他の清涼飲料水を圧倒
2018年11月 8日
ボトルドウォーターの消費量は、今年、その他の清涼飲料水全てを合わせた消費量を上回ると、食品/飲料の市場調査会社、ゼニス・グローバル社は報告している。
特に注目に値するのは、その他の清涼飲料水、つまり、炭酸飲料、果汁飲料、エナジー/スポーツ飲料、濃縮飲料、RTDティー及びコーヒー等で、その中でも売上を伸ばしているカテゴリーがあるにも関わらず、ボトルドウォーター単独による結果だからである。
ボトルドウォーターの世界の消費量は、2017年には4,180億リットルに達したが、これは、10年前と比較し92%の増加となる。一方、同年の2017年のその他の清涼飲料全てを合わせた消費量は10年前と比べ24%増、4,380億リットル。そして、それから1年後の今年2018年、ボトルドウォーターの消費量は、他の清涼飲料全ての合計を確実に上回ると予想されている。この統計は、世界86ヵ国における24のノン・アルコール飲料カテゴリーを対象としたものである。
ボトルドウォーター・カテゴリーをここまで勢い付けさせている最大の要因は、言うまでもなく、先進諸国の消費者を中心とする健康志向である。
(Beverage daily.com, Oct.25, 2018)