パックエキスポで見られた米国飲料容器のトレンド
2018年10月30日
缶の容量を小さく、包装材使用量も少なく、そして、環境に負担のかからない容器製造工程…これら三点が、昨今の米国飲料業界で認められ、また、今月中旬、米国シカゴで開催された包装業界の展示会、パックエキスポでも顕著に見られたトレンドであると、飲料業界ニュースを発信するBeverage Dailyは報告している。
そのパックエキスポは、過去最大規模となり、4万5千人近くの参加者を迎え入れた。
米国飲料業界で見られた特に顕著な変化としては、砂糖入り炭酸飲料を中心に見られる8ozサイズ缶への移行である。健康志向を強めている米国消費者が、従来の12ozサイズでは多すぎると感じることから、8ozが飲料(の砂糖)を控えるには適切な量と見て受け入れられつつある。
さらに、消費者は、飲料成分、及び、消費後の容器の行方について、以前よりも強く関心を持つようになっているとも報告されている。
(Beverage daily.com, Oct.24, 2018)