アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社のノンアルコール飲料戦略
2018年10月 9日
先月中旬、米国ボルチモアで開催された、天然原料を中心とする製品の展示会、ナチュラル・プロダクツ・エキスポ・イーストでインタビューに応えた世界最大のビールメーカー、アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社は、ビール醸造だけではなく、あらゆる飲料を製造する会社であることをあらためて強調した。
アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社は、昨年、提携を通じ、コーヒーチェーンのスターバックス社傘下のティーメーカー、ティーバナ・ブランドのスパークリング・アイスティーを発表 (弊社業界情報2017年2月16日付に関連記事) し、その後も、Hiball社買収 (弊社業界情報2017年8月28日付に関連記事) により、Hiballブランド・スパークリング・エナジードリンク、及び、同社の非エナジードリンク部門のAlta Pallaブランドによるスパークリングウォーター/ジュースを販売する機会を取得している。
アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社は、確かに世界最大のビールメーカーであるが、同時に、健康保持・増進のためのノン・アルコール飲料製品開発にも積極的に動いている。
(BEVNET, Sept.28, 2018)