米国飲料業界、プラスチック材使用は今後も増える見込み
2018年 8月21日
現在、米国飲料業界が使用する包装材の中でプラスチック材は全体の45%を占めている。
そしてその割合は、特に先進国でプラスチック使用を控えようという動きが大きくなりつつある中、今後10年の間に、55%まで増加すると、パッケージング & プロセシング・テクノロジー協会(PMMI)は報告した。
飲料業界は、フレーバー、内容物、包装それぞれで変化を余儀なくされている。消費者は、食品・飲料においても健康志向に移行しており、それと並行して、包装でもまた、環境負荷の少ないものを望んでいるため、飲料業界は、それに応える状況にあることも確かである。
また、今回のアンケート調査に返答した飲料メーカーの大半が、容器サイズとデザイン両者に調整を加え、携帯性の向上を図っていることが明らかとなった。
さらにこの調査に参加した炭酸飲料メーカーの50%以上が、8oz(約235ml)サイズが、今後、米国・カナダ市場で主流となると述べたことが報告されている。
(Beverage daily.com, Aug. 15, 2018)