欧州の使い捨てストロー使用禁止に、ファーストフード・チェーンの対応は

2018年 6月 5日

マクドナルド、バーガーキング、サブウェイなど世界で展開するファーストフード・チェーンは、現在、欧州で高まりつつある使い捨てプラスチック製品の厳格な規制にまもなく直面することになると思われる。
多くのファーストフード・チェーンで使用されるストロー、カップの蓋、ボウル、フォークやナイフなどのカトラリー、さらには子供達のために用意されるバルーンのホルダーなど、多くのものがプラスチックから作られている。
ファーストフード・チェーンの多くが、依然としてプラスチック製の皿やフォーク等を使用しており、欧州で数か月後には訪れると思われるレストランでの使い捨てプラスチック製製品の使用規制に何らかの対策を講じる必要があることは確かである。
例えば、ファーストフード・チェーンの代表とも言えるマクドナルド社は、ベルギーと英国にて、紙製ストローの試験使用を開始した。また、同社は、ドイツでは、ホットドリンクを、グラスや陶器製カップで提供することも試みている。

(BUSINESS INSIDER, Jun.4, 2018)

業界情報一覧