欧州のボトルドウォーター業界、環境保護に向けての目標共有を約束
2018年 5月29日
欧州のボトルドウォーター業界は、プラスチックのごみ削減努力をさらに強化するために、主に二つの使命を果たすことを明らかにした。
ボトルドウォーター欧州連盟(EFBW)の会員は、2025年までに、市場に出回るPETボトルの90%を回収する、そして、それを 欧州全体の平均値とする。さらに、 消費されたプラスチック製容器をリサイクルPET(rPET)材として再使用する。
EFBWはまた、リサイクリング業界と協力し、2025年までに、新たに製造されるPETボトルに最低でも25%のリサイクルPET(rPET)材を使用し、循環型経済を完成させる。
PETボトル業界により使用される全てのPETボトルはリサイクル可能でありながらも、PETボトル回収の実態は、欧州地域によって大幅に異なることを業界も認識しており、今日最も重要なことは、PETボトル回収率を劇的に向上させること、そして、分別の質を高めることにあるとPETリサイクル業者はコメントしている。
ネスレー社、ユニリーバ社、コカ・コーラ社は、すでに、プラスチック使用の対応を徹底することを発表している。
透明性と説明責任を約束するために、EFBWは、今日発表した使命の進展について、定期的に報告する。
(FOODBEV MEDIA, May 15, 2018)