屋外イベントのビール、アルミボトルで提供
2018年 5月15日
創立時より低カロリー・ビールを消費者に提供することを方針として掲げるビールメーカー、スキニー・ブランズ社(英国)は、今年、英国内フェスティバル及びイベントにおいて、同ブランドの4%ABV (アルコール含有量) のスキニー・ラガービールを、従来のビンに代えてアルミボトルを容器として販売する。
アルミボトルの使用は、一つには、これまでフェスティバルで販売されるビールでしばしば使用されていたプラスチック・カップに対する消費者の不満に応えるものである。同時に、現在、英国で開催される60以上のフェスティバルで、プラスチック製ストローの即刻使用禁止を促す指示があったこと、さらに、2021年までに使い捨てプラスチック製容器の使用禁止が決定されたことに対応するものである。
消費者はフェスティバル等の屋外イベントでは、カップよりもビンからビールを飲むことを好むと理解しているスキニー・ブランズ社は、ビールの味ではビンから飲む場合とほぼ変わらない、しかし、環境にかける負荷がより少なくて済むアルミボトルをむしろ選ぶに至ったとコメントしている。
スキニー・ブランズ社は、今年、フェスティバルでアルミボトル使用を試みたのち、パブ、バー、レストラン等にその使用を拡張する計画である。
(FOODBEV MEDIA, May 14, 2018)