炭酸飲料、消費量減でも米国飲料業界をけん引
2018年 5月10日
米国人によるボトルドウォーター消費量は年々増えており、米国清涼飲料業界全体の成長を促していると、清涼飲料業界誌ベヴァレジ・ダイジェストは報告している。
同誌が最近発表した昨年の清涼飲料カテゴリー別売上高データによると、ボトルドウォーターは、炭酸飲料に続く第二位で、前年比3.8%増を報告した。
その一方で、売上高合計第一位のカテゴリーである炭酸飲料は、13年連続で売上減を報告しているものの、販売価格の値上げも影響し、前年比1.3%増を報告した。その売上高は、米国清涼飲料全体の半分以上を占めるものであり、依然として米国飲料業界をけん引する重要な要素であることが明らかとなっている。
前年比売上高増加率が最も高かったのは、RTDコーヒー/乳製品ベースの飲料/その他 であり、清涼飲料で最も売上高合計の低いカテゴリー (全体の5%以下) でありながら、増加率11.7%と、他のカテゴリーに比べ最も高い増加率を報告した。
(Bloomberg, May 9, 2018)