ボール社、飲料缶需要増で第1四半期売上増加
2018年 5月 8日
南米及び欧州での飲料缶需要が増加を続けており、ボール社(米国コロラド州)の今年第1四半期の売上もそれを反映し、前年同期比12.6%増となった。
ボール社が最大のシェアを占める南米飲料缶市場では、前年同期比23.7%増を達成した。
新しい製缶工場が今夏操業開始予定のスペインを含む欧州市場でもまた、飲料缶売上が伸びており、この期、前年同期比20%増となった。
他方、北米・中米の市場では、この期の売上は、新工場立ち上げに関わるコスト等の影響を受け、当初の予想を下回る増加率となった。北米では、今年後半にアリゾナ州で特殊缶製造工場始動を予定している。また、中米では、メキシコでの新工場建設へ資金を投じたばかりである。
(The Canmaker, May 3, 2018)