日常的にコーヒーを飲む米国人の割合、過去6年で最高に
2018年 3月20日
毎日、コーヒーを飲む米国人の割合が、2012年以来最高のレベルに達している。
日常的にコーヒーを飲む米国人の割合が50%を下回っていた1990年代半ばを経て、現在、18歳以上の米国人の64%が、前日にコーヒーを飲んだという最近実施された調査結果が示すように、コーヒーは、今、ボトルドウォーター、ティーと並んで、大きく需要を伸ばしている飲料カテゴリーのひとつである。
コーヒーを嗜む人のうち、家でコーヒーを作って飲む人が全体の79%を占め、カフェを含めた家以外の場所で飲む人は36%であることも同調査で明らかになった。
コーヒーの種類としては、いわゆる “グルメ(gourmet)コーヒー” と総称される、豆や焙煎方法にこだわるコーヒーが昨年に引き続き今年も安定した需要があり、特にミレニアル世代の48%が日常的に消費していることがわかっている。
現在、グルメ・コーヒーは、米国市場に出回る商品の半分以上を占め、米国を代表するコーヒー・メーカーがこぞってこのカテゴリーに多くの商品を送り込もうとする動きが見られる。
ニッチなものとしては、スマホのアプリを利用した注文方法である。調査実施の前の週にコーヒーを飲んだ米国人の9%が、このアプリを利用して注文したと、この調査で答えている。
(Reuters, Mar.18, 2018)